感情コントロール

ストレスを溜めない「心」「頭」「行動」の記録術

yamamotoai

こんにちは、
山本代書店の山本あいです。

今日は、「心」と「頭」と「行動」のバランスをとることで、
日々の小さなストレスを軽くする
お話をします。

私は、毎日「自分の状態」を手帳に書いて、
「自分の心の声」や「頭の考え」を
観察する習慣を続けています。

それを続けてきたら、どんなタイミングで
自分がストレスを感じるのか気がつけるようになってきました。

 

  • 毎日忙しくて、つい自分の感情を後回しにしてしまう
  • 感情や考えを整理したいけど、どう始めたらいいかわからない
  • 小さなストレスを減らして、心を軽くしたい
  • 手帳を使って自己管理をしたいけど、具体的な方法が思いつかない
  • 自分をもっと優しく、冷静に見つめたいと思っている

ひとつでも当てはまる方は、
ぜひこの記事を参考にしてみてください^ ^

なぜ書き出すことでストレスの軽減につながるのか?

書き出すことで
どんなことが得られるのでしょうか?

実はた〜くさんの効果がありますが、
今回は3つにまとめてご紹介します。

頭の中がスッキリする

感情や考えが頭の中でぐるぐるしていると、
余計にストレスを感じますよね。

紙に書き出すことで、それを客観的に「見える化」でき、
気持ちを冷静に整理するきっかけになります!

感情を受け止められる

感情を言葉にするだけで、
ストレスが軽くなることが科学的にも証明されています。

「私はこんなふうに感じていたんだ」と
自分の感情を認めることで、
モヤモヤが解消し、気持ちが楽になります。

次の行動に活かせる

「心」「頭」「行動」の記録を振り返ることで、
自分がどのポイントでズレていたのかが分かります。

それを元に、次回どうすればもっと良い選択ができるか
考える習慣が身につくのも、書くことで得られる効果ですね^ ^

私たちの心と頭、そして行動は、
基本的に 「感情→思考→行動」 という順番で働きます。

まず、何かを見たり感じたりしたときに感情が動き、
それに対して頭が「どうするべきか」を考え、
その結果として行動が生まれるのです。

この”流れ”を意識するだけでも、
自分がどう感じ、どう考え、どう行動したのかを
振り返りやすくなります。

心(感情):本当はどうしたかった?

まず、「心」っていうのは、あなたの本音です。
私にとっては「子どもの自分」みたいな存在。

欲しいものを欲しいって言ったり、
「こうしたい!」って言っちゃう、
素直でかわいい部分です。

と、ポジティブに捉えることもできますが、
「一番最初に出てきた厄介な欲望」になる時もあります。

たとえば…

私はほぼ毎日、お菓子を見ると
「食べたーい!」って心が叫びだします。

頭(理性):何を考えた?

次に「頭」の出番です。
「頭」は、いわば冷静で賢い「大人の自分」

私は「この子、たまに厳しいこと言うなぁ」って
思いながら付き合ってます。

たとえば…

  • 「食べたい」って言う心に対して、
    「それ食べたら太るよ?」って頭が注意してくれる。
  • 「休みたい」って言う心に対して、
    「でもやるべき仕事があるよ」って冷静に指摘してくれる。

「ここはどうするべきか」と一番いい方法を
冷静に考えるのが頭の役割ですが、

ただ、頭が強すぎると
「こうするべきだ」「こうしなきゃいけない」と
ストレスになることもあります。

行動:どんな行動をした?

さて、私たちは「心」と「頭」が戦った結果、
最終的に「何をするか」という行動を選びます。

心に従って良い結果・悪い結果になる例

たとえば、こんな場面を想像してみてください。

仕事や家事でヘトヘトに疲れているとき、
「今日はちょっとだけ休憩しよう」と心がささやいたとします。

良い例:
そのとき、思い切って心の声に従い、
15分だけ休憩を取ると、気分がリフレッシュして、
その後の仕事や家事が驚くほどスムーズに進むことがあります。

悪い例:
一方で、「ちょっと休憩〜♩」と横になったら、
つい2時間も寝てしまい、予定が押して焦ったり、
自己嫌悪を感じたりすることもありますよね。

頭に従って良い結果・悪い結果になる例

次は、頭の声に従うケースです。

夜、お菓子を見て「食べたい!」と心が叫んでいるとき、
頭が「ここで我慢すれば明日の朝スッキリ目覚められるよ」と冷静にアドバイス。

良い例:
その声を信じてお菓子を食べるのをやめたら、
翌朝「昨夜食べなくて正解だった!」と
自分を褒められる瞬間がやってきます。

悪い例:
逆に、頭が「やめとこう」と言っているのに、
それを押し通してストイックに我慢し続けた結果、
気分が落ち込んでしまったり、ストレスで次の日にドカ食いしてしまったり…
そんなことも起こりがちです。

 

心の声を聞くことで自分に優しくなれることもあれば、
頭の声を聞くことで冷静な判断ができることもあります。

一方で、どちらかに偏りすぎると、
意外な落とし穴にはまることも・・・

だからこそ、「心」「頭」「行動」を記録することで、
自分がどちらにバランスを崩しやすいかを知り、
次の一歩につなげることが重要です。

毎日の手帳に記録してみよう!

最初は簡単でOKです。こんな感じで記録してみてください

  1. 心 :今日はどんな気持ちだった?
  2. 頭 :そのとき何を考えた?
  3. 行動:結果、どんな行動を取った?

毎日ほんの少し記録をするだけで、
自分のストレスの原因が見えてきます。

ぜひ、自分の「心」と「頭」の声を意識してみてください。
どちらも大事な自分の一部ですから^ ^

 

山本あいより

この記事を書いた人
山本あい
山本あい
デザイナー・グラフィックレコーダー
「つまらないなら、おもしろがっちゃえ」をモットーに、書く楽しさを発信する『山本代書店』の店主。イラストとコーチングを組み合わせた“おえかき対話”では50人以上の頭の中を可視化。おえかき手帳部の部長。山本代書店の店主。右利き。
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