「Habit」から学ぶ、自己分析が永遠に終わらないのはなんで?

こんにちは。
今年は自分で味噌を作りたい!と思って
約半年が過ぎようとしているやまもとあいです。

さて、私はこれといった趣味がないのですが、
絞り出して答えるとしたら
「自己分析」と答えようと思ったわけです。

というのも、
小さい頃から「私って何者なんだろう」って
ずーーーっと考えるような宇宙人でした。

青春すらこのくだらん質問に
時間を使ってきたのです。

そのくらい好き、というか
気がついたら考えちゃうんですよね。

こんなに人生削ってるんだから
さぞ自分のことをお分かりで、
って思った方もいると思うのですが

現実はそんな甘っちょろくはありません。

私はただ「宇宙に行くこと」が好きなだけで
行って楽しんだらなんも持たずに帰ってくる
そんな無計画なやつなんです。

10年以上「私って何者?」って
考えている風(ふう)なだけで、
実際はなんも考えちゃあいません。

ただ、自分のことを分析している風(ふう)な自分、
なんかカッコイイって、
10年間酔っ払っていただけです。

でも、やっとですよ、
最近これじゃいかんのだなと
やっと気がついたわけです。

「これ以上宇宙人を増やさない」という
ある種の使命感を持ちながら、
「効果的な自己分析の方法」について書いていきます。

  • 言葉が腹落ちしていないから
  • なんとか診断で自分がどんな性格や傾向があるか覚えていますか?
  • 誰かの作った言葉は覚えづらい

中森明菜のように
色気のある焦ったいことはできない性分なので、
結論から言いましょう。

いくら自己分析をしても自分のことがわからないのは、
「自分の言葉で腹落ちしていないから」です。

何個か選択肢を選んだら
「あなたはこんな人です」って言ってくれる
〇〇診断とか、〇〇テストって好きですか?

私は気が狂うくらい好きです。

私の最上欲求なんじゃないかってくらい
「あなたはこんな人です」に飛びついていました。

でも、こんな感じの診断テストをやって、
どのくらいその内容を覚えているものでしょう?

私がかつて宇宙人だった頃、
その時は3時間くらいその余韻にひたって
あとはいつも通りの平凡LIFEに戻っていました。

自分にはこんないいところがあるんだ〜
こんなことが苦手なんだ〜
うまくいかないのはこんな性格だからか〜
あははははは〜

みんな!今すぐ地球に帰還してください!!!

こーゆー診断テストっていわば
カテゴリーに分けられただけです。

セカオワの「Habit」でも言っていますが、
私たちは「分類」が大好きです。

持ってるヤツとモテないやつとか
ちゃんとやるヤツとヤッてないヤツとか
隠キャ陽キャとか?

これはただ「傾向」があるだけで
自分自身を表している言葉ではないんですよね。

今年の運動会、あなたは赤組ですよ〜
今年の赤組はなんか元気なやつが多いな!
よし、赤組のテーマは「元気にしよう」

みたいな。

でもよくみたら「元気」にも
たくさん種類があります。

  • 自分が輝いている時に元気になるやつ
  • 誰かがすっ転んだ時に元気になるやつ
  • 友達と好きなものの話をしてる時元気になるやつ
  • ひとりで泥団子作ってる時に元気になるやつ
  • そもそも元気じゃないやつ

あるものに分類されることで
自分の知った気になりますが、実際は

つまり それは そんな シンプルじゃない
もっと 曖昧で 繊細で 不明瞭なナニカ

のことの方が多いんです。

 

え、じゃあ今まで分類した私って一体なんなの!?
間違ってたとでもいうの!?
そんな私のこと否定して、楽しんでるんじゃないの!?
この小娘が!!!!

落ち着いて、
もう少しだけ小娘の話を聞いてください。

分類することは悪いことではありません。
むしろ、分析をするときには
めっちゃ役に立ちます。

なぜかって、
「診断結果≒あなた」だからです。

ここ、「≒(ニアリーイコール)」がミソです。

全ての診断は「=(イコール)」あなたではなく、
「≒(あなたに近しいもの)」だと認識します。

これは自分でやった自己分析の結果も同じです。

自分で自分を分析したからって
100%自分のことをわかると思ったら
大間違いです。

どういうことかっていうと、
自分で決めた自分も
ある一方向からでしかないということです。

私もあなたも3D(立体)だと思います。(きっと)。

自分で自分の背中が見えないように、
自分で分析したところで
絶対に見えないものがあるってことです。

診断テストや誰かと話すことで、
自分をたくさんの視点から
立体的に見ることができるってことなんですね。

で、その立体的にする時に

  1. 共通点を見つけて
  2. 自分の言葉やイメージで腹落ちさせる

この手順で自己分析を行うことで
格段に自分への理解が高まります。

ただ、この時に共通点が見つからない時もあります。

それこそ、あなたの「ギャップ」です。

  • 理屈っぽいやつだけど、実は熱い
  • 子供っぽいやつだけど、実は面倒見がいい
  • 冷徹に見えるけど、犬をみると顔がふにゃふにゃになる

立体的に、複雑に絡み合ったものの中から
「共通点」と「ギャップ」を見つけることで、
それがあなたの「キャラクター」になります。

では、今日のまとめです!

★自己分析、診断テスト、誰かと話すなどを通して
共通点を見つけ、自分を立体的に見つめよう

★「何がしたい?」「なんのために?」で頭がゴチャゴチャする時は、
いろんな分析を自分の言葉に変換して腹落ちさせよう

 

ここまでの話で
頭のいいあなたはわかったかもしれませんが
自分を100%分類できる日は永遠に来ません。

成長すれば自分も変わります。

自分でも思ってもない感情になったり
全然コントロールできないな〜ってなったり
あれ、いつものパターンと違うなってなったり。

だから、目標は70%くらい理解すること
くらいがちょうどいいかもしれません。

自分の「傾向」や「キャラクター」を知ることで、
私はこんな人が好きです!って仲間を集められたり
不安に襲われた時にすぐに対処できるようになります。

自己分析は一生続くけど、
予期しない自分が現れても
楽しめるキャラクターでありたいな〜。

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