今日のこぼれ話
このように、
爬虫類脳の欲求は「すぐに叶ってしまう」のが特徴です。
この手軽さゆえ、
私たちが日々負けてしまうのも頷けます。
食べたかったら食べればいいし、
眠かったら寝ればいいんですね。
で、本編ではあたかも
爬虫類のせいみたいに描きましたが、
実は最も私たちの時間を奪っているのは
哺乳類脳かもしれません。
哺乳類脳は、
過去の経験と喜怒哀楽を結びつけることが得意です。
これ、いい経験は
もう一度繰り返したいって思うのと同時に、
悪い経験や失敗が
トラウマになってしまうリスクにもなります。
わんちゃんを例に
例えてみましょう。
飼い主さんがエサを準備するために
袋をカサカサさせると、
「ご飯がもらえる!」と、
まだ食べてないのに
よだれが出てくる子がいますね。
逆に、一度別のわんちゃんに噛まれたとします。
すると、お散歩の時に警戒して
どんなに小さい犬でも
わんわん吠える何てこともあるわけです。
また、哺乳類脳は
他の生き物との協調性も大切にします。
上下関係を作ったり、
空気を読んだりするのも
この哺乳類脳の特徴です。
他の生き物の顔色を窺って、
仲間外れにされないよう
常に気を張っています。
ボスザルの機嫌を損ねたら
その集団から追い出されてしまう
のが怖いのです。
で、この哺乳類脳が働いた結果、
今私たちを時間を
支配しているものがありますね。
そう、スマホです!!!
SNSで常に新しい情報を取り入れて、
自分が仲間外れにならないようチェックする。
このようにして
哺乳類脳を安心させているのです。
・・・もしかしたら、
爬虫類脳よりも厄介かも、しれませんね。
では、コイツらに
どうやって勝てばいいのか?
まだまだ続きます!